これを使わなきゃもったいないです、「バリア○○ー効果」!


おはようございます。  

バリアをバリアじゃなくして

出来ることをupさせる、

バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。


本日は、

これを使わなきゃもったいないです、「バリア○○ー効果」!




先日、リハビリの時にまたアレを見つけて、

「あぁ、もったいないな~」

と想っていました。


『え、なんだよ?』


あ、まず身体のどこかに障がいがある場合に

とある動作をやりやすくするため、

いろいろな便利グッズ的なものを

使うことがあるんですね。

身体に負荷がかからないようにというか...


で、この前見つけたのは

そういう類いのもので、

片方の靴のマジックテープが異常に長く

歩くとびろんびろんとしていたんですよね。

(まぁ掴みやすくするため

特注したんでしょうけど)


『え、別に何も問題ないでしょ...』


はい、別に変わったことじゃなく

特別問題はないんです。

僕もいろいろな場面で

そういうものを使ってますし...


むしろそんなちょっとした工夫で、

何かがやりやすくなる訳なんで

とてもセンセーショナルなものなんです。


ただ「やり過ぎ使い過ぎ」であると

ちょっと問題なんですね。(^-^;


『え、なんで?それで出来る訳なんだから

別になんの問題もないじゃん。

っていうかキミも使ってるんだろ...』


まぁそうなんですけど、

僕は基本的にはモノよりやり方の工夫に

重きをおいていますし...


で、やり過ぎ使い過ぎると、

あの効果があまり期待できなく

なってしまうんですよね。(^-^;


『ん、なんだよそれ?』


はい、ズバリ、「バリアアリー効果」です!


『バリアフリーを文字ってバリアアリーか...

まぁなんとなく想像はつくけど、

一応聞いとくか。どういうヤツだ?』


はい、バリアアリーとは、

建物とかの中に

敢えて段差などの「バリア」を設け、


そのバリアになっている箇所を

乗り越えることで、

自己治癒力を上げていくという

自然な形での「リハビリ効果」

として期待されている考え方で、


ある介護施設で実践されている

とても画期的な手段なんですけど、


どこをどんな風に

バリアアリーな箇所にするかは、

もちろん個人個人事情が違いますから

なかなか難しいところなんですよね。(^-^;


そこで僕が普段いろいろなところで

やっているバリアアリーの事例と

その効能的なことを

いくつか紹介してみますね。


車いすに関連したことばかり

なんですが...m(__)m

(考え方のヒントにしてください。)


『ふ~ん』



・「家の中入室時の車いすのタイヤ拭き」

ウェットティッシュで、

大きいタイヤも小っちゃいタイヤも

くまなく丁寧に拭く訳なんですが、

前輪を拭く時は前屈みになるし

身体を捻って右手で左車輪を拭くことで、

「ストレッチ効果」を狙っています。


・「車いすの超慎重なバック走行」

居間へ続く狭い通路を壁にあたらないよう

超慎重に車いすをバック走行で操ることで、

(バック走行をしないと通れないから)

「車いすの運転テクニックの向上」

を狙っています。


・「ほぼ通常のトイレ使用」

僕の家のトイレは

手すりは一応付いてますけど、


広さは通常のトイレよりやや広いくらいで、

パイプ椅子を置いて、

いざりという移乗方法を駆使し

なんとか使えている感じなんですね。


で、このいざりによる一連の動作では、

「バランス感覚の向上」と

どんな種類の多目的トイレでも対応する

「適応力の向上」を狙っています。


・「窓のカギ開閉といろいろなスイッチを押す」

通常のアパートとかの窓のカギって、

通常の位置っていうか

けっこう高い位置に付いているんですが、

(車いすからは...)

その開け閉めをする際には

目一杯手を伸ばす必要があるんですね。

しかも靴べらとかを使ってるのに...


また外出時とかには、

手の届かない位置にあるスイッチ類に

出くわすことがしょっちゅうあるんですが、

そんな時僕はこの棒を使います!(^-^)


そして、


こんな場合とか、


こんな場合とか、


はたまたこんな場合とかに使ってます。


これらにより、

「ストレッチ効果」を狙っています。


・わずかな段差越え

外出時には2,3cmまでは行かないにしろ

わずかな段差はけっこうあるんですね。

特に横断歩道に

車いすの前輪が引っ掛かかることは

しばしば...(^-^;


でもそうならないために、

段差ではちょっと斜めに進むんです。

するとスムーズに進めます。(^-^)


これにより、

「車いすの運転テクニックの向上」を

を狙っています。


『ほ~、なんとなく分かってきたな...』


以上のようなことを

僕は意識に入れてやっているのですが、


大事なのは、

この「意識に入れて」ということ。(^-^)


あと「出来そうかな、どうかな...」

っていうくらいの箇所を

バリアアリーな箇所にすることもポイント!

そのほうが負荷がかかるから...(^-^)

(よりリハビリ効果が期待出来る)


でも先程も言いましたが、

負荷のかけすぎにはくれぐれも要注意!


これらのことを参考にして、

自分なりのバリアアリーポイントを

見つけられると、


そのことがとても意味ある動きに

思えるようになります。また楽しくなります。

そしてなにより、

「出来ることup」に繋がります!(^-^)



『なるほど。これは使えそうだな...』



ちなみに冒頭の

マジックテープのびろんびろん、


僕だったら通常の靴でいろいろ探して、

ある程度レベルの

使いやすそうなものを選びますね。


そして「器用さ加減の向上」と

(マジックテープの取り外し作業)

「腹筋upのトレーニング効果」

(靴を履く時間)を狙います!(笑)


まぁ人それぞれ身体の程度・状況が違うので

一概にはオススメできることではないんですが、


自分のレベルに合わせてでいいので、

このバリアアリーは少しでも取り入れる

価値はあると思います!(^-^)


意識するだけでも

全然「バリア」の見え方が変わってきます。

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