こんな時はあんな方法で...vol.1 対段差系バリア(歩道)
おはようございます。
バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。
本日は、こんな時はあんな方法で...vol.1 対段差系バリア(歩道)
「こんな時はあんな方法で...」ということで
毎週金曜日は車いす生活における
あらゆるバリアとその対策的なことを
何か話そうかなと思います。
ところで2,3日前のブログにおいて
「電動車いす」に関連した話をしたのですが、
電動車いすって歩道や道の端を通行する際に、
一般的に歩行者は右側通行で
自転車は左側通行なんですけど、
「電動車いす」はどっちだと思いますか?
・・・
ズバリ、歩行者と同じ扱いみたいなので
右側通行なんです。
電動車いすは
「歩行速度に近い約6km/h以内で走行する」
と定められているので、
歩行のための補助道具と
規定されているようです。
ちなみに僕は歩道があれば基本的には
左右関係なく歩道を走行するのですが、
その安全だと思われる歩道にも、
実はけっこう危険な箇所が
あるんですよね。(^-^;
さて、これはどこにでもある
何の変哲もない歩道なんですが、
ここ車いす利用者にとって
何が問題なのか分かりますか?
『あぁ、傾斜になってるところか...』
はい、そうですね。
ちょっと斜めになっているので、
車いすの場合、「横転の危険性」が
出てくるんですよね。(^-^;
というのがあってか、
ちょっと斜めになりながらもこういう風に、
そぉ~と建物に近いところを通る人は
けっこう多いんですね。
(車いすでも一緒です。)
こういうところって
フツーにどこにでもありますよね。
ってことは、
ひとたび車いす利用者が外出となれば
バリアだらけなんです。(^-^;
とは言っても昨今は都市部では
バリアフリーの取り組みが進んでいるので、
こんなように広くて、
障害物が隅っこに寄せられている
歩道は増えていて、
僕もとても助かっているのですが、
ひとたび都市部の中心から離れたり
地方都市や小さな街に行くと、
こんなように波打っている歩道や、(^-^;
いろいろな凹凸物があったり、(^-^;
標識とかが倒れていて通れないことも...(T_T)
なので時々車道の隅っこを悠然と走行する
ラクーターのおじいちゃん達が
減らない訳なんですよね。(^-^;
(あそこを走行するのは
けっこう怖いんですけどね。)
『ふ~んなるほど、確かにヤバいところは
けっこうあるかもしれないな。大変やな...(^-^;
え、じゃあこれらに出くわさないためには
どうすればいいんだ?』
まぁどうにもならない場合も
けっこうあるんですが、
たとえば歩道に差し掛かる直前に、
「この歩道は問題ないだろうか...とか
歩道への上がり下がりの傾斜角度や段差は
問題ないだろうか...とか」
自問自答し判断しながら走行するんですね。
そして「よし行ける」とか
「う~ん、ここは遠回りだな...」とか
取捨選択しながら進むと、
わりとスムーズに進めるんです!(^-^)
『ほ~。』
とは言うもののなんなんですが
先程も言った通り、
いろいろな細かい箇所でも、
車いす利用者のことを考え
設計されているなと感じることは多々あり、
それらにより積極性upというか
「思いきりのある行動に繋げられる」
という効能もあるんです!(^-^)
『なるほど...』