「これがそうなら、あれも...」と気づこう!


おはようございます。  

バリアをバリアじゃなくして

出来ることをupさせる、

バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。


本日は、「これがそうなら、あれも...」と気づこう!




『あ、昨日のブログの中で、

ゲーム性をもたすことも泣き寝入りには有効

と言ってたけど、もう少し言ってくれよ...』


はい、分かりました。


では、


先日、リハビリの時またアレに遭遇して、

泣き寝入り後(バリア遭遇後)

ある感情になることで

また少し心の成長?をしたんですね。


『ほ~、それは?』


はい、リハビリの時(病院)なんかでは

しょっちゅうあることなんですけど、

まぁまぁ狭い通路なのに

足を組む人の前を通らなければならない時。(^-^;


ケータイとかに夢中になってて、

自分が通行の邪魔をしていることを

気づかない人の前を超慎重になって通ること。

フツーは足を引っ込めるのに...)


(シャキーン)


まず「アレ」がこれです。

それから「ある感情」というのは、

これをまぁいいかと涼しい顔して観て

横切りながら、


「車いすの運転テクニックの練習の場」

などと捉え気持ちを切り替えることです。

(ゲーム感覚に!)


「この顔じゃあ気づかないか...」などと

最初はどうしてもイラッとしますが、


(この段階で声をちょっとあらげて

文句を言ったり

注意をしたりする人はけっこう多いです。

度を越えてたら言えばいいんですが...)


多少のことはそこはガマンの虫で、

グッとこらえて無理やりでも

意識的に先程のような感じで

気持ちを切り替えるんですよね。


これも慣れで不思議とだんだん自然に

出来るようになってくるんですね。

考え方のクセとして定着してきて...


まぁひとりになったら

発散はした方がいいんですが...


『あぁ。でも最初はガマンするって、

損した気分というか

なんかやるせない感じにならないか?』


そうなんですけど、


そんなこと(文句を言ったり注意したり)に

エネルギーを使うのはバカバカしいです!

それより自分が良くなることを考えることに

エネルギーは使いましょうよ。


そうしていれば昨日も言いましたが、

意外なラッキーなことが必ずやってきますし

(時間差かもしれませんけど)

その方が気分いいでしょ。(^-^)


『まぁな。それが「心の成長」という訳か...』


そうですね。


でもこういう気がつく力というか

「これがそうなら、あれも...と気づく力」

が欠如している人って、

けっこういるんですよね。(^-^;


空気を読む、察する感じというか...


特に僕みたいな車いす利用者の人は、

人を観てこの人はこの能力があるのかないのか

というのを判断することに

長けている人が多くて、

この手のことには非常に敏感なんです。


何故なら普段から当たり前のように

日常的に車いすに乗っていると、

ホントに微妙な違いとか

何かが落ちる瞬間とかに

しょっちゅう気がつくんですね。


なのでこういう

「これがそうなら、あれも...と気づく力」を

嫌がおうにも目にしているんです。

え、なんでそうなるの?とか

おいおい!とかってよくなるんですよね。(^-^;


つまりそんなような場面を

たくさん観る(経験する)ことによって、

置き換えの考え方が思考パターンとして

身に染み付くんですね。


その結果、「心の成長」に繋がるんです!(^-^)



『ふ~んなるほど... 置き換えの考え方か...』



とは言え僕の実感では、

車いす利用者じゃなくて

年々素晴らしく気がつく人は

増加中なんですよね。(^-^)


ちょっとやりすぎだな(手を出しすぎ)

っていう人もちらほら...


あとこんな人もいます。

まぁまぁの気づきをしてどうや俺の気づきと

どうやと言わんばかりの感じで

アピールする人。(^-^;


もちろん僕は涼しい顔して

観てるんですけどね。(苦笑)


そして、「お、この人アピってるな~。

そういうのは、

もう少しさりげなくやらないと...」

と想ってるんです。

泣き寝入りの、ある「捉え方」!


おはようございます。  

バリアをバリアじゃなくして

出来ることをupさせる、

バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。


本日は、泣き寝入りの、ある「捉え方」!




さて、


12月もあっという間に

もう10日以上過ぎちゃって、

それに伴いいろいろなことが

時代の移行期間中なんだという感じが

ムンムンの社会情勢で、


時々何かに試されているんじゃないかと

さえ感じる今日この頃なんですが、

そんなようなフワフワした感じ、しますよね。


『まぁ確かにそんな感じだな。(^-^;

え、じゃあキミはたとえば

どんなことで試されていると感じるんだ?』


あ、はい、まぁ僕が特に感じているのは、

些細なことばかりなんですけど

今年はいろいろなことで泣き寝入りする場面が

グンと増えた気がしているんですよね。(^-^;


(とりわけ車いす利用者は今年に限らず、

泣き寝入りするようなことに

遭遇する率が高いんですが。)


自分の想いとは裏ハラの事象に

よく遭遇するようになったというか...

(僕が断然多いのは、

「そこにいたら通れないだろ...(^-^;」

っていうヤツかな。)


自分の想いと裏ハラなことに

遭遇する訳ですから、

当然イラッとしますよね。

何か声を荒げそうになりますよね。


でもそこはガマンの虫でグッとこらえて、

僕の場合だとトイレの時(車いすトイレ)とか

一人になったら吐き出すように

してるんです。(苦笑)


相手の人に当たるのは絶対にダメです。


ホントに自分に跳ね返ってくる

だけですし。(^-^; 時間差で...


で、ひとつ、


こんな時に持ってこいの捉え方があるんです。


『え、なんだよ?』


はい、ズバリ、


「自分にいいように捉える」です!


『ん、どういうこと?』


はい、たとえばこんな例があります。


ところでこれはどこにでもある

病院の廊下の写真なんですけど、

これ何か問題になる箇所はあると思いますか?




『あぁ、

通路幅が狭まって通りにくいってことか...』


その通りです。

それ以外はどこもおかしくはないのかな。


で、さらにここを通行する人が

壁際に付いている手すりを使いたい

場合だったらどうなるでしょう。


おそらくあの備品類を

自分で動かしてそこを通行するか、

かなわんな~と思いながら

なんとかしてそこを通行するか、

誰かを呼んでどかしてもらうか、

若しくはそこに

じっと留まることになるんでしょう。(^-^;


つまり、バリアのある箇所というか

泣き寝入りすることに...(^-^;


でもこの「自分にいいように捉える」

ことが出来ると、


「こんなところに置きやがって!!」

ではなくて、

「スペース的にここしかないのか...

まぁしょうがないな。

この区間はリハビリ区間にしよう!」だとか、


そこで働く人目線で言うと、

その時の業務の効率上だけにとらわれず

「空きスペースでも再精査するか」だとか、

倉庫を整理して

「備品類が置ける場所でもつくるか」

だとかになって、


意外な方法が見つかったり、

新たに別のことでのメリットにも

繋がっていったりするんです!(^-^)


何よりその方が気分いいでしょ...


『まぁな。』


それから、

こんなようなにして乗りきるのも有効かな。


たとえば繰り返しの単純作業的なことを

するにあたり、(おっくうな気分)

飽きずに集中力をきらさないことを目的に、

その作業の中でのちょっとした動きについて

自分の中だけのゲーム性を持たせたり

物語調にするというか...


これによりその単純作業に動きがつけられて

面白く出来るんです!(^-^)


あと物語調にしていると、

脳のリハビリ(頭の回転up、ボケ防止?)

にも有効的なんです!(^-^)


『ふ~ん。でもなかなか

そんな風には捉えれないよ。(^-^;』


そうですよね。なかなか難しいですよね。


そこで、そうなった時に有効になるであろう

ある名言があります!


『名言?ってことは歴史上の誰かの言葉か?』


はい、でも生きている人です。


ズバリ、イチロー(元)選手です!



それはイチロー選手が

日米通算3,000本安打達成時の記者会見で

言った言葉。


「その壁は、

乗り越えられる人にしか来ない。」


つまり、そのバリア

(泣き寝入りすることになった事象)は、

とりあえず待っていれば必ずいい方向に

向かうということ。結果往来的に...(^-^)


『ほ~』


まぁ来年はもっと試されてるような事象に

出くわして、

泣き寝入り状態になるのかもしれませんが、


先程言ったような感じで

「自分にいいように捉える」ことが出来ると、

それがバリアじゃなく思えてきて、

「知らぬうちに何も問題ない状態」

にすることが出来るはずなんで、


イチロー選手のあの言葉、

「そのバリア(壁)は

乗り越えられる人にしか来ない。」

を頭の片隅において自信を持って

これから訪れるであろう

あらゆる事象に対峙していきましょう!(^-^)



『なるほど...』

こんな時はあんな方法で...vol.1 対段差系バリア(歩道)



おはようございます。

バリアをバリアじゃなくして

出来ることをupさせる、

バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。


本日は、こんな時はあんな方法で...vol.1 対段差系バリア(歩道)




「こんな時はあんな方法で...」ということで

毎週金曜日は車いす生活における

あらゆるバリアとその対策的なことを

何か話そうかなと思います。


ところで2,3日前のブログにおいて

「電動車いす」に関連した話をしたのですが、


電動車いすって歩道や道の端を通行する際に、

一般的に歩行者は右側通行で

自転車は左側通行なんですけど、

「電動車いす」はどっちだと思いますか?




・・・




ズバリ、歩行者と同じ扱いみたいなので

右側通行なんです。


電動車いすは

「歩行速度に近い約6km/h以内で走行する」

と定められているので、

歩行のための補助道具と

規定されているようです。


ちなみに僕は歩道があれば基本的には

左右関係なく歩道を走行するのですが、

その安全だと思われる歩道にも、

実はけっこう危険な箇所が

あるんですよね。(^-^;



さて、これはどこにでもある

何の変哲もない歩道なんですが、

ここ車いす利用者にとって

何が問題なのか分かりますか?


『あぁ、傾斜になってるところか...』


はい、そうですね。


ちょっと斜めになっているので、

車いすの場合、「横転の危険性」が

出てくるんですよね。(^-^;


というのがあってか、


ちょっと斜めになりながらもこういう風に、

そぉ~と建物に近いところを通る人は

けっこう多いんですね。

(車いすでも一緒です。)


こういうところって

フツーにどこにでもありますよね。


ってことは、

ひとたび車いす利用者が外出となれば

バリアだらけなんです。(^-^;


とは言っても昨今は都市部では

バリアフリーの取り組みが進んでいるので、


こんなように広くて、

障害物が隅っこに寄せられている

歩道は増えていて、

僕もとても助かっているのですが、


ひとたび都市部の中心から離れたり

地方都市や小さな街に行くと、


こんなように波打っている歩道や、(^-^;


いろいろな凹凸物があったり、(^-^;


標識とかが倒れていて通れないことも...(T_T)


なので時々車道の隅っこを悠然と走行する

ラクーターのおじいちゃん達が

減らない訳なんですよね。(^-^;

(あそこを走行するのは

けっこう怖いんですけどね。)


『ふ~んなるほど、確かにヤバいところは

けっこうあるかもしれないな。大変やな...(^-^;

え、じゃあこれらに出くわさないためには

どうすればいいんだ?』


まぁどうにもならない場合も

けっこうあるんですが、


たとえば歩道に差し掛かる直前に、

「この歩道は問題ないだろうか...とか

歩道への上がり下がりの傾斜角度や段差は

問題ないだろうか...とか」

自問自答し判断しながら走行するんですね。


そして「よし行ける」とか

「う~ん、ここは遠回りだな...」とか

取捨選択しながら進むと、

わりとスムーズに進めるんです!(^-^)


『ほ~。』


とは言うもののなんなんですが

先程も言った通り、


いろいろな細かい箇所でも、

車いす利用者のことを考え

設計されているなと感じることは多々あり、


それらにより積極性upというか

「思いきりのある行動に繋げられる」

という効能もあるんです!(^-^)



『なるほど...』