「臨機応変さ」に影響を与える、ある捉え方!



おはようございます。  

バリアをバリアじゃなくして

出来ることをupさせる、

バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。


本日は、「臨機応変さ」に影響を与える、ある捉え方!




先日、正月休みに実家に行った際、

玄関と家の中との段差2,30cmを上がるのに

兄達数人で車いす毎持ち上げてもらうことが

あったんですね。


で、後ろ向きで持ち上げて貰ったんですけど、

その際に後輪の大きいタイヤの方だけ

家の中の床に上がった状態になったんです。

(前輪は宙に浮いた状態)


その時僕はとっさに

あることを思いつきやったんですね。


『ほ~、なんだよ?』


はい、お地蔵さん状態?になって

持ち上げられながら

後輪が着地したと分かったので、

その瞬間に車いすの電源を入れ

電動でバックしてみたんです。


そしたら前輪もいい感じで

床に着地したんですよね。(^-^)

(兄達が労せずして)


で、のちに「あの時は上手く行ったな~。

ちょっとはアレがついてきたのかな。」

と振り返っていました。


『ん、それは?』


はい、ズバリ、「臨機応変さ」です!


でもああいう時にパッと頭を切り替えて

機転を利かすことって、

なかなか出来ないんですよね。(^-^;


ですがこの時はナイスタイミングで、

いい感じのことが出来た

と満足してるんです。(^-^)


この「臨機応変さ」って、

経験によって

向上させることが出来るんですよね。


『そりゃそうなんじゃないのか...』


まぁそうなんですが、

ただなんとなくの経験じゃないんです。


「意識しての経験」なんですね。


なんとなくの経験の場合と

ちょっとでも何かを意識しての経験では、

気がつくことにすごい差がでるんです。

「臨機応変さ」に...


臨機応変に何かに気がつくことが出来ると、

先程のように危険を察知とか最善の策が

パッと思いつきやすくなるんです!(^-^)


なので僕なんかの場合は、

時々特別な用もないのに電車とかに乗って

どこかへ出かけることがあるんですが、


その際に敢えてできるだけ

たくさんの交通手段(電車とかバスとか)や、

いろいろな施設に行くことにしてるんですね。


何故かと言うと、

より多くのバリアフリー環境を味わえるので...


それにより、

様々なパターンの何かに対する対処法が

練習できるんですよね。(^-^)


そして「臨機応変さ」が向上できるんです!(^-^)



『なるほど...』



あとこの臨機応変さ、

こういうのでも向上できるんですよね。


それは、「KYT」!


危険(kiken)予知(yochi)

トレーニング(training)


これ、知ってます?


「KYT」とは、KY(危険予知)を

的確に行うための訓練で、


製造工場や建設現場などで

事故や災害を防ぐために、 

作業上の危険を予測したり、

その改善策や対応策などを

話し合ったりするもの。


病院とかでもよくやるのかな...

かもしれない運転みたいな考え方です。(笑)


こういうのを繰り返していると、

観た瞬間にリスク・バリアを予測して

回避できるようになってくるんです!(^-^)


つまり「臨機応変さ」が向上できるんです。

ちょっとした工夫で、「環境を激変」させた例!(車いす関連)


おはようございます。  

バリアをバリアじゃなくして

出来ることをupさせる、

バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。


本日は、ちょっとした工夫で、「環境を激変」させた例!(車いす関連)




さて、


昨年の秋頃からネットで

替えの車いすを探してて、


12月に入った頃に

今の車いすに近い感じのヤツを見つけて、

年が明けたのでそろそろ

注文しようかという今日この頃であります。

(けっこうボロが出てきていたし、

交換の年数がきたので)


車いすって常時車いす利用者にとっては

足代わりになるものでもあるし、

四六時中行動を共にする訳なので

けっこう細かい部分まで

こだわりたいところなんですね。


あと、車いすのいろいろな箇所が

身体的に不自由があるものにとって、

時々手助け的な役割をしてくれるので、

なおのかつこだわりたいんです。


『ん、どういうこと?』


はい、まず障がいって人それぞれ

どこどこが悪いとか麻痺の場所とか

体の状況が違うじゃないですか。


なので自分好みの車いすでも

そのままの最初の状態では、

なかなかフィットするっていうか

満足という訳にはいかないんですね。(^-^;


逆にたとえ素晴らしい機能がついていても、

使いにくかったり無理から使ったりとか

することはザラなんですね。


そしてその結果(^-^;に。


でもそこでそのマイナスイメージな箇所でも

ちょっとした工夫ができると、

使い勝手や機能的なものを

劇的に改善することが出来るんですよね。


で、そのためには

最初の状態がある程度自分好みに

近い車いすである必要があって、

いろいろこだわって探していたんです。

(最大の手助けを受けるために)


『ふ~ん、そういうことか...

で、そのちょっとした工夫って

たとえばどんなのなんだ?』


はい、じゃあいくつか紹介しますね。



まずこれは、サラリーマン風の人が

デスクワークをしている様子なんですが、

(仮にこの人は

電動車いすに乗っているとします。)




(こういうヤツ)


フツーに考えると、

あのコントローラーが邪魔して

こんな机に近づいて快適にパソコンを

することなんて出来ないですよね。(^-^;


でも涼しい顔してます。


実はアレのおかげで快適に出来るんです。(^-^)


『え、なんだよ?』


はい、「折り畳み式コントローラー?」で...



このように、

コントローラーが折り曲げれるんです!(^-^)


これならちょっと机の奥の引き出しにも

手が届いちゃうんです。(^-^)

食事のテーブルにも有効!


あとこういう手提げ袋を引っ掛けたり

マスクを引っ掛けたり...




『ほ~』


それからこれ、


車いすを漕ぐときに

回すヤツ(ハンドリム)が、

ゴムでコーティングされています。


通常のままだとツルツルで

手が滑って上手く漕げないんですよね。(^-^;

(上の写真参照。

僕は左手の麻痺が強いので左は不要。)


でもこれならガッチリハンドリムを握ることが

出来るので、スイスイ進めるんです!(^-^)

冷たっ!予防にもなるのかな...


『ふ~ん。』


さらにこれ、


(ちょっと前が高い)


転倒防止用クッション!


たとえば横断歩道とか歩道と車道との境に、

時々ある1,2cmくらいのわずかな段差によって、


(これはそんなにないか...)


車いすの前輪の小っちゃいタイヤが

その段差を越えられなくて引っ掛かり、

その反動でお尻がズリ落ちそうに

なることがあるんですけど、(^-^;

(急ブレーキ状態)


こういうクッションを敷いてれば

それを多少は軽減できるんですよね。(^-^)


あと長時間座ってても

お尻の負荷はそれほどないんですね。

(褥瘡対策にも効果的!)


「ジョクソウ」とは、

ずっと車いすに座り続けることとか、

寝たきり状態とかによる動きがない場合の

お尻とか背中とかの皮膚の痛み。

床ずれとも言いますね。


もうひとつこれ、


(左側のグレーの棒)


「ブレーキレバーの延長棒」!



たとえばこういう電気スイッチ関係のものが

高い位置に付いている場合、

手が届かないですよね。(^-^;


そんな時にこの棒を外して、




こんな風に...(^-^) 

こういうの以外にもいろいろ使えます。

この棒は非常に便利なんです!


このような感じで車いすって、

ちょっと工夫するだけで

「環境を激変」させることが出来るんです!(^-^)



『なるほどね。』

「感性を研ぎ澄ます」ための、ある方法!?


おはようございます。 

明けましておめでとうございます。

バリアをバリアじゃなくして

出来ることをupさせる、

バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。


本日は、「感性を研ぎ澄ます」ための、ある方法!?




さて2022年スタートということで、

あと1ヶ月ちょっとで

北京オリンピックなんですけど、

ホントに開催されるんでしょうかね...


ところで冬季五輪って言うと、

どの種目を一番観たいですか?


スキージャンプ、ハーフパイプ、フィギュア、

それともスピードスケートですか...

とりあえず僕はボッチャの参考にするため、

カーリングの戦術的なところは観たいですね。




ボッチャもそうなんですが、

カーリングって感覚的な部分が

すごいあるじゃないですか...


なので毎回毎回の投球がバラツキ、

終止安定的に思い通りのプレーにすることが

難しいんですね。(^-^;


でもああいう感覚的な部分って、

(特に距離感覚)


もちろん繰り返しの反復練習は

必要なんですが、

あることをしてると鋭くできるっていうか

抜群に安定性のあるものにできるんですよね。

(繰り返しの反復練習を減らせる。)


『え、なんだよ?』


はい、まず夏季パラリンピックの種目で

ゴールボールってあるじゃないですか。


知ってますよね。

けっこう知名度が上がりましたからね。

ボッチャと同様で...


ゴールボールとはパラスポーツのひとつで、

スキーのゴーグルのような

アイマスクで目隠しをしながら

鈴の入ったボールを転がし、

ゴールに入れることで(3人1組)

得点を競う視覚障がい者のための球技。


このスポーツ、視覚障がい者ならではの

研ぎ澄まされた聴覚で、

微妙な音を聞き分け

それに伴う攻防がまた面白い!



このスポーツ、

「別の感覚を鋭くするには

視覚をシャットダウンすること。」

を証明しているんですよね。


全盲の視覚障がい者の人の聴覚が、

非常に発達してることを

証明しているというか...


私達人間には視覚や聴覚など

いろいろな感覚があり、

その内メインで使っているのは、

「視覚」と「聴覚」と「体感覚(触覚)」

の3つみたいなんですが、


視覚を聴覚と体感覚でカバーするというか...


聴覚が発達してくると、

音の大きさで頭の中で

位置関係を把握できるので、

距離感は刺激されまくり状態なんですね。


つまり、視覚をシャットダウンしていると

距離感覚(体感覚)が

とても鋭くなるんです!(^-^)


元巨人、メジャーリーガーの

岡島投手のノールック投法であったり、

(抜群のボールのキレ)



アニメ聖闘士星矢に出てくるキャラクター、

普段は目を閉じているシャカであったり...

(目を開けるとパワーアップする。)



ちなみに僕はボッチャにおいて

この理論を活用しているんですけどね。

(視覚シャットダウンによる距離感覚の⬆️)


これ、かなり効果あります!(^-^)


また距離感覚(聴覚)を鋭くしていると、

空気を読んだり察することが上手になり

「気がつく能力」の向上に

繋がると思われるんですね。


これは、心の成長において

とても重要なんです。


あと、これからの時代において

キーポイントと時々言われている、

「感性を研ぎ澄ます」ことが

上手になると思います。(^-^)


なので、時々目を閉じて耳を澄ませる

ことをするというか、

聴覚を意識することはいいのかもしれませんね。